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子育てのための家にもしたいけど、

終の棲家(ついのすみか)にもなる家にしたい。

そのため、出来るだけバリアフリーになるように頑張りました。

前回までは、

玄関の広さ・収納・整頓・明かりなどについて

何回かに渡ってお話してきました。

 

今回は、体が思うように動かなくなっても

使いやすい玄関にするために

私がしたどのようにしたのかをお話します。

バリアフリーにするために

私は子供の頃おばあちゃんと同居していました。

おばあちゃんは90歳ぐらいで、一人で歩けましたが

腰が曲がっていてよろよろしていたんです。

 

そして、段差やドアの開け閉めなどで

ちょっと苦労している様子を見てきました。

 

その経験や色々と調べた結果から、私は、

玄関には、低い上がり框・ベンチ・手すり・引き戸

の4つを導入することにしました。

 

どれも、バリアフリーとしては一般的なことですが、

私がどのように導入したか一つ一つ紹介していきます。

低い上がり框(かまち)

玄関の土間と玄関ホールの間の高さは、

低ければ低いほどバリアフリーですよね。

でも、低すぎると土間から土や砂が入ってきますし、

玄関に侵入した虫にとってもバリアフリーになります。

 

私はこの高さを15cmにしました。

もっと低く(10cmぐらい)したかったのですが、

工務店の人が、家の構造上、

一番低くて15cmだと言ったからです。残念。

 

上がり框を2段に分けて階段のようにする案もありますが、

階段にすると玄関ホールが狭くなりますし、

健康な人にとっては、7cmの段差の方が

危険そうなのでやめました。

 

同居していた90歳のおばあちゃんでも

15cmくらいの高さは捕まるところがあれば

一人で昇り降りできたのでまあ大丈夫かな?

もし、15cmでも高いようでしたら、

その時になってからベンチ近くの土間に

高さ7cmぐらいの踏み台を置けばいいかなと。

ベンチ

靴を脱ぎ履きするためのベンチ。

高さは土間から40cmで一般的な椅子と同じ高さにしました。

もう少し低い方がいいかと思ったのですが、

上がり框の高さを解消するための踏み台(7cmぐらい)を

置いた場合のことも考えてこの高さにしてみました。

 

大きさは、奥行35cm幅70cmです。

10cmほど土間から飛び出して

上がり框(玄関ホール)の上ににかかっています。

 

本当は30cmぐらい玄関ホールに飛びたした方が

土間からも玄関ホールからも

ベンチが使えて便利そうだったのですが、

下駄箱の大きさを小さくしなかったのでこれが限界でした。

手すり

手すりは、下駄箱に付いています。

この手すりを付けるのに、

下駄箱に固定棚を付けて強化した。なんて話もしました。

この手すりの位置や形にもかなりのこだわりがあります。

 

まず、立ったまま上がり框を昇り降りするときに

使いやすい位置にあります。

そして、この手すりは、ベンチを使う場合に、

座ったり立ち上がったりしやすい位置にもあるんです。

両方から使える位置に付けるために、

こんな珍しい形の手すりになっています。

ちなみに、下駄箱の反対側にも

手すりを付けたかったのですが、

引き戸がジャマで付けられないんです。

引き戸って便利なんですけど、

壁の部分が減ってしまうので一長一短ですね。

手すりがないので、この小さな棚に手を付いて

靴を脱ぎ履きする人が結構います。

棚は手すり代わりにもなりますね。

引き戸(スライドドア)

バリアフリーでは引き戸がおすすめされているのをよく見ます。

私の家はすべてのドアが引き戸です。

 

なので、玄関ドアも引き戸。

そして、引手は、ハンドルにしました。

断熱性能の高いドアは重いんです。

力が弱い人だけでなく健康な大人でも

ハンドルタイプの方が開け閉めが楽になるのでおすすめです。

 

ちなみに、玄関と廊下の間の引き戸には

ハンドルを付けられないので、

可能な限り大きな引手を付けてもらいました。

木製(軽い)で戸車が付いていているので

実際に使ってみると少ない力で開け閉めできました。

おまけ:玄関土間を広めに

何回か前に、玄関の大きさをどうするかというお話をしました。

そこでは書いていなかったのですが、

玄関の広さを決めるときに、バリアフリーのために、

土間の奥行(玄関ドアから上がり框までの距離)を

なるべく広く取りたいという思いがありました。

 

なぜ広くしたいのかというと、

車椅子のスロープを置くスペースを確保するためです。

 

奥行きが広ければ長いスロープが置けて角度が緩やかになります。

高さが15cmの段差に180cmのスロープを置くと

5度ぐらいの角度になります。

これは、自力で車いすで登れる角度らしいです。

 

なので、上がり框の高さが15cmの場合は

奥行180cm以上の土間が理想です。

 

でも、そんな広い玄関はちょっと実現できませんでした。

なので、我が家の土間には、

120cmぐらいのスロープしか置けません。

(ドアを開けて一時的に置くなら180cmでもいけますが)

高さ15cmに120cmのスロープだと角度は7度ぐらいになります。

介助者がいれば楽に車いすで登れる角度みたいなので、

これで妥協してこの広さの玄関になりました。

まとめ

バリアフリーにするために私は、

 

上がり框をなるべく低くしてベンチを作り、

立っても座っても使える手すりを付けました。

 

そして、玄関ドアには

大きなハンドルの付いた引き戸を採用して、

力が弱くても開け閉めしやすくしてみました。

 

土間の広さなど妥協した部分もありますが、

 

様々な制約がある中でおおむねバリアフリーな

玄関になったのではないかと思います。

 

ちなみに、玄関外のポーチには

階段の他に手すりやスロープも付けてます。

 

さて、次回は玄関土間のタイルについて

お話したいと思います。

本日のつぶやき

マザーズバッグ大好きです!

色々と便利なポケットがたくさんついているので、

小さなお子さんがいない人でも使いやすいですよね。

 

こちらの、マザーズバッグ、

ファザーズバッグでもいけるデザインと色です。

 

両サイドにドリンクホルダー。

仕切りになっているポーチは、

取り外せます。

これ、実は、主人の会社通勤用バッグです。

(私服通勤なので、このくらいカジュアルなのがベター)

お弁当とかマイボトルとかなんでも入っちゃいます。

 

ちなみに、私のマザーズリュックは以前紹介しました。


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